避妊を○○○に任せるな!
予期せぬ妊娠をしてしまった…。
そぅ気づいた時には既に、女性のからだも心も、ひどく傷ついています。
そうならないために知ってほしい、あんなことこんなこと。
妊娠人工中絶
人工妊娠中絶手術とは、お腹にやどった命を人工的に取り除き、妊娠していないからだにもどす手術です。(この手術受けられる時期は、法律で定められています。)
いま、日本でどのくらいの人が人工妊娠中絶手術を受けているか知っていますか?
平成 28 年度の人工妊娠中絶件数は 168,015 件で、前年度に比べ 8,373 件(4.7%)減少している。 「20 歳未満」について各歳でみると、「19 歳」が 6,111 件と最も多く、次いで「18 歳」が 3,747 件となっている。 人工妊娠中絶実施率(女子人口千対)は 6.5 となっており、年齢階級別にみると、「20~24 歳」 が 12.9、「25~29 歳」が 10.6 となっている。
20〜24歳という、学生や社会にでて間もない年齢の女性に多くみられます。
また、20歳以下では、19歳がだんとつに数が多いですね。
中絶手術を受ける人の理由
手術を受ける人にはさまざまな理由がありますが、経済的理由を建前に手術をされることが多いです。
よくよく当事者のはなしを聞いてみると…
「セックスのとき、コンドームをつけてくれると思っていた。」
「彼も妊娠を喜ぶと思っていた。」
と話す人がたくさんいます。
わたしは、このような意見を聞いた時、とても怖いと感じます。
女性からすると、パートナーを信じていたのに…ということでしょう。
しかしみなさん、それはパートナーに避妊を任せすぎてやいませんか?
変化するこころとからだ
予定していた生理がこない時点で妊娠4週です。(生理周期が28日の場合)
妊娠8週には、ひとの形をするまでに成長するので、それまでにつわりやおなかの張りなどのからだの変化を感じるひともいます。
人によっては、中絶手術を無事終えたあと、先ほどまであった症状が消えてしまったことで、母性が傷つき悲しい気持ちになる人もいます。
その他にも…
- 命を人工的に排除してしまったことを悪く思う
- また次の妊娠はできるのか不安
- これからどうやってパートナーと付き合っていけばいいのかわからない
こうして、こころもからだも傷ついて初めて、やっと妊娠の計画の大切さに気づく女性がたくさんいます。
妊娠を計画し、コントロールする大切さ
現代のライフスタイルは、多様化しています。
男女とも共働きをしながら家族が増えるのも一般的だし、こどもを授からないで幸せに生涯過ごすという人生もあるでしょう。
よく考えておいてください。一度きりしかないあなたの人生です。
あなたには多くの選択肢があるのです。
いざ大好きな人とセックスをする時、男女ともに冷静な判断はできないものです。
男性は本能のままに行動、女性はその行為を愛されていると勘違い。
しかし、後からそれは優しさではなかったのだと気づく女性。
きついことを言うようですが、そのようなカップルは多いです。
しかし中絶することになれば、こころやからだに多くの負担をおうのは、やはり女性なのです。
だから日頃から、どのようにじぶんのからだを守らなければいけないか、よく考えておかなければなりません。
だって、パートナーにじぶんの人生丸投げしちゃうなんて、恐ろしいでしょ?
避妊の方法
避妊の方法のひとつとして、ピルを使うことができます。
ピルは正しく使えば、100パーセントに近い避妊効果があるとされています。
ピルをやめれば、また妊娠することができるので、また同じ理由で中絶を繰り返すというリスクも避けることができます。
中には、妊娠したいその時まで「パートナーには内緒で飲んでいます。」とい人もいます。
プラスして、コンドームを使用すれば避妊効果はかなり高いものとなりますし、性感染症も防げます。
まとめ
- パートナーに避妊を丸投げしている女性が多い
- 中絶すると、女性のこころとからだに大きな負担がある
- 妊娠計画はとても大切!
- 妊娠したい時のために、ピルで避妊をすることができる
〜そのあなたの選択ひとつひとつが、あなたの人生をつくります〜