子宮頸がん健診 知ってる?
子宮頸がん検診を受けたことがありますか?
- 子宮頸がん検診とは
- 子宮頸がん検診はこの頸部の組織をとり、がんの細胞がないか調べる検査です。
- どんな風に調べるの?
- 20歳以上の方に子宮頸がん検診をすすめるワケ
- 子宮頸がんの原因
- だれも教えてくれない病気の進行
- どこでできるの?いくらかかるの?
本日、わたくしの子宮頸がん検診の結果が自宅に返送されてきました。
今回の結果は異常なしでしたが、結果をみるまではドキドキしていました。
みなさんが子宮頸がん検診を受けたのは、いつですか?
もし20歳以上で、一度も受けたことがない方がいたら、ぜひどのようなものか知ってください。
子宮頸がん検診とは
子宮は大きく体部(たいぶ)と頸部(けいぶ)の2つの部分にわかれています。
体部は子宮の上の方にあるところ。ここは赤ちゃんを育てる場所です。
頸部は子宮の下の方にあるところ。膣➡︎頸部➡︎体部というふう順番でつながっています。
子宮頸がん検診はこの頸部の組織をとり、がんの細胞がないか調べる検査です。
どんな風に調べるの?
産婦人科の病院やクリニックで受けられます。
予診の紙に普段の月経の状況などをかいた後、内診台という診察用の椅子に座って行います。
検査用には細いプラスチックでできた棒(先の方には小さなブラシがついています)を使います。
それを膣からいれて、頸部まで行き着いたら、クルクルっと棒を回転させて組織をとります。
ものの数秒で検査はおわります。
20歳以上の方に子宮頸がん検診をすすめるワケ
20歳を過ぎてから、初めて産婦人科にかかる女性も少なくありません。
わたしたちは、患者みなさんに子宮頸がん検診をしていますか?
と問診しています。
子宮頸がんで2,813人が亡くなっています。(2015年)
一生のうちにおよそ74人にひとりが子宮頸がんと診断されています。
出典:人口動態統計2015年(厚生労働省大臣官房統計情報部編)
74人にひとりは頸がんという事実。
わたしは多いと感じます。
最近では、20代の発症が急激に増えているのです。
子宮頸がんの原因
原因はヒトパピローマウイルスだといわれています。
性交渉によって感染するので、経験があれば誰がかかっても珍しくないウイルスです。一部のウイルスが長期間からだにとどまることで、子宮頸がんを発症させることがあるのです。
だれも教えてくれない病気の進行
子宮頸がんが進行しても、はじめのうちはほとんど症状がありません。
中には妊娠の際の検査をきっかけに、子宮頸がんの進行を知る方もいらっしゃいます。
あなた自信がいち早く、からだの異変に気づいてあげる必要があるのです。
どこでできるの?いくらかかるの?
市区町村による住民健診や職場での検診などによって自己負担額は異なります。
以下のページで検索ができます。
わたしは京都市在住なので、受診料金は1000円でした。
(こちらは京都市の公式ホームページです。)
http://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000135788.html
病気の進行のスピードから、子宮頸がん検診は1〜2年ごとの定期検診をすすめられています。
仕事や育児やプライベートと、忙しい女性がとっても多い時代ですよね。
ついつい忘れてしまいがちな、女性にとって大事な部分のケア。
あなたの大切なからだを守れるのは、あなたしかいません。
少し時間をつくって、からだのことを知ってみませんか?